勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

デッドライン読書会 の検索結果:

「恐れのない組織」読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第36回。常時、けっこうな量の積読があるのだけれども、知り合いと読書期日を約束することによって消化が捗るという仕組み。ここ最近はこんな本を読んでいる。 #35 「リーン・エンタープライズ」後半も読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #34 「リーン・エンタープライズ」まず前半を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #33 「プロダクトマネジメントのすべて」をすべて読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経…

「リーン・エンタープライズ」後半も読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第35回。今回取り上げるのは前回に引き続き「リーンエンタープライズ ―イノベーションを実現する創発的な組織づくり (THE LEAN SERIES)」である。前回7章までを読んだので、今回は8章から最後までを読んだ感想やふりかえりなどを書いている。リーンエンタープライズ ―イノベーションを実現する創発的な組織づくり (THE LEAN SERIES)作者:ジェズ・ハンブル,ジョアンヌ・モレスキー,バリー・オライリーオライリージャパンA…

「リーン・エンタープライズ」まず前半を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第34回。今回取り上げるのは「リーンエンタープライズ ―イノベーションを実現する創発的な組織づくり (THE LEAN SERIES)」である。長いので前半(1章~7章)、後半(8章~15章)に分けて読むことにしている。というわけで今回まず7章まで読んだ感想である。リーンエンタープライズ ―イノベーションを実現する創発的な組織づくり (THE LEAN SERIES)作者:ジェズ・ハンブル,ジョアンヌ・モレスキー,バリー・オライリーオ…

「プロダクトマネジメントのすべて」をすべて読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第33回。今回取り上げるのは「プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで」。前回Part.3まで読んだので今回は残りを読んだ感想。プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで作者:及川 卓也,小城 久美子,曽根原 春樹翔泳社Amazon 「プロダクトマネジメントのすべて」の後半および全体の感想 総論として言えば、非…

「プロダクトマネジメントのすべて」前半を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第32回。今回取り上げるのは「プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで」。(電子書籍なので実感がないけど)分厚い本なので今回は「Part.1 プロダクトの成功」から「Part.3 ステークホルダーをまとめ、プロダクトチームを率いる」まで。残りは次の2週で読む予定。プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで作者:…

「実践 CSIRTプレイブック」を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第31回。今回取り上げるのは「実践 CSIRTプレイブック ―セキュリティ監視とインシデント対応の基本計画」である。実は細々と情報処理安全確保支援士試験の勉強をしていたので、その関係で大変興味深く読んだ。実践 CSIRTプレイブック ―セキュリティ監視とインシデント対応の基本計画作者:Jeff Bollinger,Brandon Enright,Matthew Valitesオライリー・ジャパンAmazon O'Reilly Japa…

「ゼロトラストネットワーク」後半も読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第30回。今回は前回前半までを読んだ「ゼロトラストネットワーク ―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計」の続きである(ちょっと分厚いので前半後半に分けて読んでいる)。7章 アプリケーションの信頼と信用から最後までを読んでいる。ゼロトラストネットワーク ―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計作者:Evan Gilman,Doug Barthオライリー・ジャパンAmazon 書籍「ゼロトラストネットワーク」の全…

「ゼロトラストネットワーク」前半を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第29回。さて、今回選んだタイトルは「ゼロトラストネットワーク ―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計」、ちょっと分厚いので前半後半に分けて読んでいる。今回は前半(第6章)までの感想である。個人的にセキュリティ周りの勉強に最近力を入れているので、その一環でもある。ゼロトラストネットワーク ―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計作者:Evan Gilman,Doug Barthオライリー・ジャパンAmazon…

「ふりかえりガイドブック」を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第28回。さて、今回選んだタイトルは「アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット」である。ふりかえりを始めてみたい人が最初に読むのにはおすすめ。アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット作者:森 一樹翔泳社Amazon 個人的におすすめな「ふりかえり」の勉強法 身も蓋もないのだけれども「ふりかえり」を習得する一番良い方法は、上手…

「TEAM OF TEAMS」を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第27回。さて、今回選んだタイトルは「TEAM OF TEAMS <チーム・オブ・チームズ>」である。いやぁ、この本はもっと早くに読んでおくべきだった。マネージャー必読の書である。TEAM OF TEAMS <チーム・オブ・チームズ>作者:スタンリー・マクリスタル,デビッド・シルバーマン,クリス・ファッセル日経BPAmazon 「TEAM OF TEAMS」とは 軍隊および企業の多くが採用している既存のマネジメント(階層型構造の命令型…

「謙虚なリーダーシップ」を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第26回。2019年3月から初めて2年以上続いていて驚きだ。習慣化のパワーすら感じる。さて、今回選んだタイトルは「謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる」である。謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる作者:エドガー・H・シャイン,ピーター・A・シャイン発売日: 2020/04/22メディア: Kindle版 正直な感想 タイトル「謙虚なリーダーシップ」という名前は覚えにくい。「ハンブルリ…

「エッセンシャルスクラム」後半も読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第25回。今回選んだタイトルは「エッセンシャル スクラム」である。ちょっと2週間で読むには分厚いので前後編でお届けする。後編では「第Ⅲ部(プランニング)、第Ⅳ部(スプリント)」を読んでいる。前編はこちら:「エッセンシャルスクラム」前半を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経エッセンシャル スクラム作者:Kenneth S. Rubin発売日: 2014/08/01メディア: Kindle版 全体的感想:エッセンシャルスクラム…

「エッセンシャルスクラム」前半を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第24回。今回選んだタイトルは「エッセンシャル スクラム」である。ちょっと2週間で読むには分厚いので前後編でお届けする。前編では「まえがき、第Ⅰ部(コアコンセプト)、第Ⅱ部(役割)」まで読んでいる。エッセンシャル スクラム作者:Kenneth S. Rubin発売日: 2014/08/01メディア: Kindle版最近すこし話題になった下記の記事では「エッセンシャル スクラム」は上級者向けに分類されている。これは完全に同意。いろいろと…

「世界はシステムで動く」を読んでシステム思考をキャッチアップした #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第23回。今回選んだタイトルは「世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方」である。いわゆる「システム思考」に関する本であり、この分野はそういえば不勉強だったので選んだもの。世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方作者:ドネラ・H・メドウズ発売日: 2015/01/28メディア: Kindle版 ドネラ・メドウズさんと本書について 本書を読むまで詳しく存じ上げていなかったのだけれども、有名…

「その仕事、全部やめてみよう」を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第22回。今回選んだタイトルは「その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」」である。 いまあらためて 「2020年版、書籍版・小野和俊のブログ」 のような形でまとめたらどんな風になるだろう。 そんな風に考えながらこの1年半ほど本を書いていました。 本を出しました。「その仕事、全部やめてみよう」 : 小野和俊のブログ エッセンスは残っているけど、完全新作になっているような・・・ 「その仕事、全部やめてみよう」の…

「The DevOps 勝利をつかめ!技術的負債を一掃せよ」(The Uicorn Project)を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第21回。今回は前回、前半まで読んだ「The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ」の続きである。The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ作者:ジーン・キム発売日: 2020/10/24メディア: Kindle版本書はジーン・キムのDevOps関連三部作(?)の最終巻である。関連作品との関係などについては以下の記事に書いているので興味があれば参照を。 agnozingdays.hatenablog.co…

「The Unicorn Project」の前半がエンジニア向けのホラー映画だった(ネタバレなし)​ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第20回。今回は「The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ」の前半(10章まで)までをゴール設定して読んだのだけれども、エンジニア向けのホラー映画だったという話。The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ作者:ジーン・キム発売日: 2020/10/24メディア: Kindle版 The Unicorn Projectについてざっくり整理 この本は(マーケティング的理由だと思うけれど)だいぶ邦題はよろし…

モダン・ソフトウェアエンジニアリングの後半も読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第19回。今回は前回に引き続きの「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」後半戦である。分厚いので前後編に割っていて、今回は「第Ⅲ部 プラクティスを使った小規模開発」と「第Ⅳ部 大規模で複雑な開発」および付録までを読んでいる。モダン・ソフトウェアエンジニアリング作者:Ivar Jacobson,Harold “Bud ”Lawson,Pan-Wei Ng,Paul E. McMahon,Michael Goedicke発売日: 2020…

モダン・ソフトウェアエンジニアリングの前半を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第18回。今回ピックアップするのは「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」である。分厚いので前後編に割って、今回は「第Ⅰ部 ソフトウェアエンジニアリングの本質」と「第Ⅱ部 Essenceを使ったソフトウェア開発」までを読んでいる。残りは第19回で読む予定。モダン・ソフトウェアエンジニアリング作者:Ivar Jacobson,Harold “Bud ”Lawson,Pan-Wei Ng,Paul E. McMahon,Michael G…

More Effective Agileの後半部分も読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第17回。今回はSteve McConnell氏の「More Effective Agile」後半部分(13章以降)がノルマである。最高にオススメの本だった。More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標作者:Steve McConnell発売日: 2020/06/11メディア: Kindle版 前半の感想はこちら More Effective Agileの前半部分を読んだ #デッドライン読書…

More Effective Agileの前半部分を読んだ #デッドライン読書会

…ットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第16回。今回はSteve McConnell氏の「More Effective Agile」前半部分(12章まで)がノルマである。予測にたがわず、有用な本であることに疑いはない。More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標作者:Steve McConnell発売日: 2020/06/11メディア: Kindle版 ソフトウェア開発を「うまくやる」ための本 のっけから、有用な匂いがビシバシ伝…

『他者と働く』を読んで考えたこと #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切り、アウトプットして、感想戦をするという読書会企画の第15回。今回の対象は『他者と働く』である。この本は一度読んでいたので再読になる。良い本なのだけれども、なんだろう、この違和感は。他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論作者:宇田川元一発売日: 2019/10/02メディア: Kindle版 どうしてわれわれは『他者と働く』のが下手なのか? 誰もがなんとなく、コミュニケーションによる課題感を感じている。なんとかしたい。というわけで、自分も…

『チーム・ジャーニー』第2部を含めて読み終わった #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切り、アウトプットして、感想戦をするという読書会企画の第14回。今回の対象は『チーム・ジャーニー』である。味わい深い本であるため、2回に分けることにしていて、今回は後半である第2部および全体の感想だ。前半の感想はこちら。チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで作者:市谷 聡啓発売日: 2020/02/17メディア: Kindle版 第2部の感想 さて、第2部は一種のエンタープライズアジャイル、もしくは大規模アジャイルのシミ…

『チーム・ジャーニー』第1部を読んだ #デッドライン読書会

…ディア: Kindle版不確実性のマネジメントに関する論理的に書かれた本。他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論作者:宇田川元一発売日: 2019/10/02メディア: Kindle版本書オビでもコメントされている宇田川さんの本。わりと通底するテーマで重なりがあるような気もする。 関連記事 デッドライン読書会#13「チーム・ジャーニー」(前半)の感想文 | 84zume works 読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました | 84zume works

『みずほ銀行システム統合 苦闘の19年史』読んだ #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切りアウトプットしてから感想戦をするという読書会企画の第12回(意外と続いている)。今回の対象は『みずほ銀行システム統合 苦闘の19年史』である。みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」作者:日経コンピュータ,山端 宏実,岡部 一詩,中田 敦,大和田 尚孝,谷島 宣之発売日: 2020/02/14メディア: Kindle版 IT産業には民族誌が必要だ 本書を読んで思い出したのは、よしおかさんのずいぶん前の記事…

「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」の後半も読んだ #デッドライン読書会

…行本(ソフトカバー)デッドライン読書会のルールは、以下参照 読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました | 84zume Works わたしのDesign It!の前半の感想はこちら 「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」の前半を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 なお、訳書が発売されてはいるのだが、本ブログでは原著で読んでいる。https://learning.oreilly.com/ のサブスクはオライリーだけで…

「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」の前半を読んだ #デッドライン読書会

…行本(ソフトカバー)デッドライン読書会のルールは、以下参照 読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました | 84zume Works なお、訳書が発売されてはいるのだが、本ブログでは原著で読んでいる。https://learning.oreilly.com/ に加入しているので原著であれば購入せずに読めるからである。このテクニックについてはこちらの過去記事をどうぞ。 リーン/アジャイル時代のソフトウェアアーキテクチャ 個人的なアーキテクティングのバイブルは長らくソ…

「IT業界の病理学」読了。興味深いエッセイ集 #デッドライン読書会

…のほうが読みやすい。デッドライン読書会のルールは、以下参照 読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました | 84zume Works 「IT業界の病理学」の総評 普通に「IT業界あるある」最新版がまとまっているので良い本という印象 とりあえず向こう数年間、身近なプロジェクトでの問題予防や回避、分析の際には読み返すだろう というわけで、有益度の高い本だった一方で、個々の問題については深掘りは不充分な印象である。 よって、本書を読んで書かれていること「だけ」で予防や対…

「Beyond Legacy Code(レガシーコードからの脱却)」の後半も読んだ #デッドライン読書会

…行本(ソフトカバー)デッドライン読書会のルールは、以下参照 読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました | 84zume Works 前半の感想はこちら 「Beyond Legacy Code(レガシーコードからの脱却)」の前半を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 なお、訳書が発売されてはいるのだが、本ブログでは原著「Beyond Legacy Code」のほうを読んでいる。https://learning.oreilly.com/ に加入しているの…

「Beyond Legacy Code(レガシーコードからの脱却)」の前半を読んだ #デッドライン読書会

…行本(ソフトカバー)デッドライン読書会のルールは、以下参照 読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました | 84zume Works なお、訳書が発売されてはいるのだが、本ブログでは原著「Beyond Legacy Code」のほうを読んでいる。https://learning.oreilly.com/ に加入しているので原著であれば購入せずに読めるからである。まぁ本書は実際かなり有用なので将来的にはチーム用に別途書籍購入してもいいかなぁと思っている。 「Beyo…