勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

Professional Engineer

Release It! 2nd Editionを読んでいる(Part.1)

以前から気になっていた英語技術書の「Release It! 2nd Edition」を重い腰を上げてGoogle翻訳を活用しながら細々と読む話の第一弾。なお今回5章まで読んでいるが、キモとなる安全性のパターンについてはkawasimaさんの以下のQiita記事のほうがだいぶ詳しいの…

「Building Microservices」7章以降も読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第5回。今回は少し前に発売されたオライリーの「マイクロサービスアーキテクチャ」を2回に分けて読むことにしている。というわけで第7章以降を読んだ感想。結論から言う…

「Building Microservices」6章までを読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第4回。今回は少し前に発売されたオライリーの「マイクロサービスアーキテクチャ」を2回に分けて読むことにしている。というわけで第6章まで読んだ感想など。マイクロサ…

気になる洋書技術書をとりあえず斜め読み 2019/5

読んでみたい本が多すぎる。が、よく考えてみたら米oreillyのサービスに加入しているので何冊読んでも追加でお金はかからない(定額読み放題)。というわけで、目ぼしい未読の洋書技術書について、まず冒頭だけざっと読んでみた。現時点の気になる本リストか…

Tail Latencyに関する論文読み

Misreading ChatのPodcastでTail Latencyに関する論文の紹介がされていて非常に興味深かったので、自分でも紹介されている論文を読んでみたという話。Misreading Chat Podcastのほうが的確な要約になっているので興味があればまず視聴するのがおすすめ。 Epi…

Effective DevOps 第Ⅴ章~第Ⅵ章を読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第2回。 前回記事はこちら Effective DevOps 第Ⅰ章~第Ⅳ章を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 ルールはこのあたり 読書×締切ではじめる「デッドライン読書…

Effective DevOps 第Ⅰ章~第Ⅳ章を読んだ #デッドライン読書会

技術書の積読が一向に減らない。世の中的には積読合宿で消化したり、ABDという読書手法で団体戦で消化する方法もあるようだが自分はあくまで自分自身で消化したい派である。というわけで知人と一緒にデッドライン(締切り)を設定して積読に立ち向かうことに…

EAの死あるいは再生、複雑適応系

昨年読んだ「――システム構築の大前提―― ITアーキテクチャのセオリー」は現代版のEA(Enterprise Architecture)の教科書として非常に素晴らしい本であった。というわけで久しぶりにEAに興味が湧いていろいろと調べていたところ、2019年に入って「Complex Enter…

Scratch3.0でAtCorderに参加できるようになったのでいろいろやってみた

AtCorderという競技プログラミングサービスがある。設問に対して各種の言語で回答を書くと合否判定されるものなのだけれども、最近Scratchで書いたロジックをC++に変換してAtCorderの解答欄に入力できるという面白ツールがリリースされていたので、これを利…

パフォーマンス分析に関するアンチパターン

いくつかの書籍に書かれたパフォーマンス分析に関するアンチパターンを整理してみた。ここに無いものでご存知のパターンがあればご教授いただきたい。アーキテクチャや組織のパターンはよく見るけど、対応手法に関するパターンってあんまり多くないのかも(…

DevOps的な非機能要件(運用要件)リスト

The DevOps Handbookで紹介されていた The Top Ten DevOps “Operational Requirements” | DevOpsGroup を読んだら面白かったというメモ。国内ではあんまり取り上げられていないような気もする(もしくは私が不勉強で知らないだけ?)The DevOps ハンドブック…

英語技術書を機械翻訳で読みまくる方法

ふとしたキッカケで英語技術書を機械翻訳で読みまくれる環境を整備したら非常に快適になったのでご紹介。要約すると、定額制無制限の書籍サイトに加入して、バルクでGoogle翻訳をかけてざっくりと技術書を読む方法について。 これまでの英語技術書読書環境の…

Postmortem Culture: Learning from Failure(Site Reliability Engineering Workbookつまみ食い#2)

引き続き、「The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE」をつまみ食い中。今回は同書の「Chapter 10. Postmortem Culture: Learning from Failure」に関して。ポストモーテムなんて言葉は数年前までまったく聞いたことがなかったのだ…

ACM Professional Membershipの登録

思うところがあって、ACM Professional Membershipに登録したメモ。ACMはチューリング賞などで有名な米国の計算機学会。会員になると学会誌Communications of ACM (CACM)が読めたり、論文や様々な情報にアクセスしたり、特典としてSafari Books Online でO’R…

PagerDuty Incident Response Documentationが良さそう(Site Reliability Engineering Workbookつまみ食い#1)

前回の記事で紹介した「The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE」が気になるので、興味があるところから適当に読んでいる。The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE作者: Betsy Beyer,Niall Richard Murph…

日本語で読めるperf linux profilerの情報を整理する

最近いろいろとperf linux profilerについて調べていたので、見つけた日本語情報を中心にまとめておく。あまり需要はなさそうだけど。 perf - Wikipedia 書籍で読めるperfの情報 詳解システム・パフォーマンス 詳解 システム・パフォーマンス作者: Brendan G…

ITエンジニアと法的要件の考慮

XP祭り2016で発表された「巷にはびこる間違ったUX論へのヘイトをぶつける集い」という発表をめぐる一連の議論を読みながら考えた事。ちなみにUXについては門外漢であるし、そこについての意見は無い。ただ、この中で出てくる「UXデザイナーは法律の考慮も行…

後進育成ついて考えたこと

「プロフェッショナルエンジニアは後進の育成よりも、自己の能力向上を優先すべきではないか」という意見を複数方面で見かけて考えたこと。管理者としての教育と、技術者としての後進教育は混ぜないほうがよいという意見。そしてエンジニアとして成長を望む…

アーキテクチャ構築の原理 第2版を読んだ

「ソフトウェアシステムアーキテクチャ構築の原理 第2版」を読了した読書メモ。なお書籍版だと898g、616頁の大著をKindle版で手軽に持ち運べるのは有難い(もちろん、必要に応じてPCでも閲覧できる)。今後、何度も読み返すような本である。ソフトウェアシス…

「ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ」あるいはパッケージソフトウェアの作り方

「ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ」に関する読書メモ。ソフトウェアアーキテクチャ全般に興味があるので手に取ったのだけれども、同書はざっくり言えばパッケージソフトウェアの作り方に関する本である。なんとなく、このタイトルでは必要な人の手に…

デス・マーチ著者Ed Yourdonさんの『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読する(後編)

前々回、前回記事の続き。デス・マーチ著者のEd Yourdonさんが先日(2016/1/22)亡くなったとのこと。合掌。これを機会に同氏が2009年に公開し平鍋さんが和訳を公開している『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読してみた。この後編では「9.一貫性は才…

デス・マーチ著者Ed Yourdonさんの『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読する(中編)

前回記事の続き。デス・マーチ著者のEd Yourdonさんが先日(2016/1/22)亡くなったとのこと。合掌。これを機会に同氏が2009年に公開し平鍋さんが和訳を公開している『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読してみた。今回は「5.欠陥が下流に「漏れる」と…

デス・マーチ著者Ed Yourdonさんの『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読する(前編)

デス・マーチ著者のEd Yourdonさんが先日(2016/1/22)亡くなったとのこと。合掌。これを機会に同氏が2009年に公開し平鍋さんが翻訳した『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読してみた。同資料のサブタイトルには「この困難な時代だからこそ」である。…

アーキテクチャ構築の原理 第2版での変更点を確認した

諸般の事情により積読していたソフトウェアシステムアーキテクチャ構築の原理 第2版を読み始めた。といっても同書は第1版を一度読んでいたので、まずは更新箇所の確認だ。ちなみにKindle版をセールで買いました。このバイブルをいつも持ち歩ける幸せ。ソフト…

ITエンジニアの業務時間外の学習

時間外学習に関するブログ記事がタイムラインで目にして考えたこと。ちなみに業務時間外に学習するかどうかは趣味の問題だと思っている。 101回死んだエンジニア: 業務時間外で勉強をしなければいけない理由 業務時間外の勉強が必須なんてことはない IT業界…

IT人材白書2015ナナメ読み

無料だし、自分が属する業界に関する分析記事なので読んだのだ。「自分の仕事を憎むには、人生はあまりにも短い(ジョエル・スポルスキ)」だからこそ。 プレス発表 「IT人材白書2015」を発行:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 IPAが「IT人材白書2015」を…

ソフトウェアエンジニアのコンピテンシとか倫理とか

自戒を込めて。割とこだわっているソフトウェアエンジニアのコンピテンシと倫理について。「IPA/SEC Journal に寄稿: ソフトウェア品質プロフェッショナルに求められる専門性と倫理性: 知識、スキル、コンピテンシ、倫理綱領 | Reliable Software Engineerin…

ラーニング・アニマルの道

書籍「How Google Works」を読んだ(良い本)。同書の中で、学習し続ける人のことを「ラーニング・アニマル」と読んでいて面白かった。自分が「ラーニング・アニマル」かどうかはわからないけれど、割と勉強は好きなほうなので、どうして自分がそうなったのか…

後輩に勧める10冊の本(SIer勤務で固めドメイン・受託開発やってるエンジニア向け)

いわゆるエンプラ(笑)技術者向けにお勧めする本をまとめてみた。というか某方面からピックアップの依頼を受けて考えたもの。SIer勤務でお固めのドメインの受託開発に従事しているエンジニア向けになっていると思う。世の中的には「エンタープライズ」とか…

職人プログラマは顧問プログラマになれるのだろうか

「顧問プログラマ」という概念に関する雑感。以下のブログを読んだ感想。職業倫理について。短め。 顧問弁護士や顧問税理士のような「顧問プログラマ」という仕事と働きかた | Social Change! photo by Coda2 顧問(こもん、英語: adviser、counsel、of coun…