勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

「Retrospectives Antipatterns」を読んだ

先日「Project Retrospectives: A Handbook for Team Reviews (Dorset House eBooks) (English Edition)」を読んだばかりだけれど、別の調べ物をしていたら「Retrospectives Antipatterns」という本が最近発売されたことを知ってしまったので勢いで読んでみ…

モダン・ソフトウェアエンジニアリングの後半も読んだ #デッドライン読書会

読むのがホネな(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第19回。今回は前回に引き続きの「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」後半戦である。分厚いので前後編…

ビジネスチャットの文章は短く、という話

仕事のコミュニケーションが電子メールからチャットに移行しつつある今日この頃、やっぱり文章は短く書いて欲しいという話。 ビジネスチャットの文章術 短く書け(目安としては150字以外) メッセージ、伝えたいことを中心に メンションは最小限に(伝える必…

いまさら「Project Retrospectives: A Handbook for Team Reviews」を読む

同僚と「アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き」の話をしていたところ、同書で紹介されていた類書「Project Retrospectives: A Handbook for Team Reviews (Dorset House eBooks) (English Edition)」に気が付いた(自…

モダン・ソフトウェアエンジニアリングの前半を読んだ #デッドライン読書会

読むのが骨な(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第18回。今回ピックアップするのは「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」である。分厚いので前後編に割っ…

アラフィフ理系が放送大学の教養学部に入った記録(1年目前期完了)

2020年4月から放送大学の教養学部「人間と文化コース」に入学して、これまで勉強してこなかった人文系の勉強を始めている。最初の半期が終わったので感想などをまとめてみた。 学期はじめに書いた記事はこちら。 agnozingdays.hatenablog.com 1年目前期の感…

Release It! 著者のリーディングリストを読む

Kawasimaさんが紹介していたので、いろいろ補いながら読んだという記事。ナイガード先生によるアーキテクトが読むべき本 (および記事)のリスト。これこそが必読なやつらだ。https://t.co/OJunz9WUqc— :craftsman/kawasima (@kawasima) 2020年8月5日 Michael …

More Effective Agileの後半部分も読んだ #デッドライン読書会

読むのが骨な(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第17回。今回はSteve McConnell氏の「More Effective Agile」後半部分(13章以降)がノルマである。最高にオス…

なにしろラジオとPodcastが好きなもので。2020

もともとラジオが好きで、テレビは嫌いだった。通勤時間でラジオやPodcastをよく聴いていた。コロナ禍になり在宅勤務が増えて通勤時間に聞くことは減ったけれど、最近は仕事の合間などに、また聞くことが増えてきている。というわけで、ラジオとPodcastを聴…

More Effective Agileの前半部分を読んだ #デッドライン読書会

読むのが骨な(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第16回。今回はSteve McConnell氏の「More Effective Agile」前半部分(12章まで)がノルマである。予測にたが…

リモートファシリテーターのポケットガイド読んだ

The Remote Facilitator's Pocket Guideという本が発売されてて読んだら面白かったので紹介する記事。本自体は短いのでさらっと読めます(個人的なな感想)。私はオライリーのサブスクをGoogle翻訳して読んだ。The Remote Facilitator's Pocket Guide (Engli…

2020年上半期に読んだ本まとめ

2020年1月~6月に読んだ本のまとめ。カウント対象は期間中に読み終わったものに限り、読みかけの本は対象外としている。あとコミック、漫画雑誌類もけっこう読んでいるのだけれども、これは除外。コミックDAYS利用中。 2020年上半期に読んだ本 ビット・プレ…

『他者と働く』を読んで考えたこと #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切り、アウトプットして、感想戦をするという読書会企画の第15回。今回の対象は『他者と働く』である。この本は一度読んでいたので再読になる。良い本なのだけれども、なんだろう、この違和感は。他者と働く──「わかりあえなさ」か…

技術書、紙の本で読むか、電子書籍で読むか、Webで読むか←NEW!

「技術書、紙の本で読むか、電子書籍で読むか?」というブログ記事が興味深かったので自分の意見を書いてみた。結論から言うと、最近は紙の本でも電子書籍でもなく、Webで読むことが私は多い。 技術書、紙の本で読むか、電子書籍で読むか? - give IT a try …

アフターコロナ時代を想定して分散アジャイル開発について調べてみた(Agile Software Development with Distributed Teams)

ウィズコロナなのかアフターコロナなのかはよくわからないけど、今回の新型コロナ感染拡大の事態を踏まえて分散アジャイルについての勘所について整理しようと思って、いろいろな調べてみた。世の中にはTips集と精神論ばかりが溢れている気がする。知りたい…

『チーム・ジャーニー』第2部を含めて読み終わった #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切り、アウトプットして、感想戦をするという読書会企画の第14回。今回の対象は『チーム・ジャーニー』である。味わい深い本であるため、2回に分けることにしていて、今回は後半である第2部および全体の感想だ。前半の感想はこち…

読書の自己採点:起業家がすすめる本をどれくらい自分は読んだのか?

様々な起業家が言及した本を集約しているサービスがあって面白い。 3人以上の起業家がおすすめした本【26選】 | byTRUST (26選というタイトルだが27冊紹介されている・・・!) 自分は最近「人が推薦している本だけを読む」という戦略で本を選ぶようにして…

『チーム・ジャーニー』第1部を読んだ #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切りアウトプットしてから感想戦をするという読書会企画の第13回。今回の対象は『チーム・ジャーニー』である。味わい深い本であるため、2回に分けることにしていて、今回は前半である第1部の感想だ。チーム・ジャーニー 逆境を越…

Kindle キッズモデルが良かったので小学校高学年が無料で読める本をチェックしてみた

新型コロナ対応で外出規制が行われ、書店が営業していなかったり公共図書館が閉鎖されていたりするが、わが家は電子書籍のおかげで割りと良い読書環境を維持できている。昨年末には小学5年生(当時)もKindleユーザーとなり、在宅学習の合間になんだか沢山…

コンフォートゾーン外の学びの為にエンジニアが放送大学に入学してみた

タイトルで言い切った感があるけれど、この春から放送大学に入学して哲学と美術について勉強を始めている。現時点でかなり満足度が高いのでご紹介。興味を持った人は10月入学目指して情報収集すると良さそう。www.ouj.ac.jp 入学経緯1:教養分野の知識に興…

『みずほ銀行システム統合 苦闘の19年史』読んだ #デッドライン読書会

対象を決めたら2週間で読み切りアウトプットしてから感想戦をするという読書会企画の第12回(意外と続いている)。今回の対象は『みずほ銀行システム統合 苦闘の19年史』である。みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正…

情報システムの障害状況ウォッチ(2019年後半)

趣味の情報システム障害状況ウォッチ。前回に引き続き、今回も駆け足で確認。元ネタはこちら。みんな見たほうが良いよ! www.ipa.go.jp これまでのウォッチ履歴 情報システムの障害状況ウォッチ(2019年前半) - 勘と経験と読経 情報システムの障害状況ウォ…

複雑なシステムはどのようにして失敗するのか(How Complex Systems Fail)

How Complex Systems Fail – Perspectives の記事で紹介されていた「複雑なシステムはどのようにして失敗するのか(How Complex Systems Fail)」という論考が興味深かったので紹介する記事。 How Complex Systems Fail(PDF) 詳細はリンク先のPDF参照だが、紹…

「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」の後半も読んだ #デッドライン読書会

後輩の年下エンジニアに突き上げられて老兵エンジニアが未消化の積読技術書を読み、感想をブログに書く企画の第11回。今回も「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」である。今回は残り(第3部)を2週間で読んだ。というわけで本書は…

アフター『アフターデジタル』

先日読んだ「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」がとても面白かったのだけれども、その続編「アフターデジタル2」が現在執筆中ということで、しかも原稿がライブで公開されているのがとても面白い。その他にもYoutubeで発信されている関連動…

読書について 2020

自分は活字中毒であり、わりとたくさん本を読むほうなんだけど、最近立て続けに「どうやって読んでるんですか」と聞かれたので、最近の読書周りについて振り返ってみた記事。もしくは自分の読書週間の定点観測。 読書のスピードと読書術について 複数併読 電…

「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」の前半を読んだ #デッドライン読書会

後輩エンジニアに追い立てられて、老兵エンジニアがリーディンググラス片手に未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第10回。今回は「Design It! ― プログラマーのためのアーキテクティング入門」である。2週…

エンジニアリングマネージャ/PMスキルの自己採点

エンジニアリングマネージャ/プロダクトマネージャのための知識体系と読書ガイド - Qiitaの記事が興味深かったので、自分が同記事で紹介されている書籍のどこまでを読んだのか、そして未読の書籍を今後読むのかどうかについてチェックしながら棚卸ししてみた…

「IT業界の病理学」読了。興味深いエッセイ集 #デッドライン読書会

後輩エンジニアに追い立てられて、老害エンジニアがリーディンググラス片手に未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第9回。今回は昨年末に発刊された「IT業界の病理学」である。IT業界の病理学作者:司馬 紅太…

若手が育たないとか言っている暇はもう無い

放送大学の大学長である來生先生が2020年度の入学案内で語っていた内容がとても良かった。 情報化の進展は、全ての分野で情報生産の量とスピードを、想像もつかないほど増大させ、その増大は今後ますます激しくなります。医学関係の知識が倍増する時間が、19…