勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

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エンジニアリングマネージャ/PMスキルの自己採点

エンジニアリングマネージャ/プロダクトマネージャのための知識体系と読書ガイド - Qiitaの記事が興味深かったので、自分が同記事で紹介されている書籍のどこまでを読んだのか、そして未読の書籍を今後読むのかどうかについてチェックしながら棚卸ししてみた…

「IT業界の病理学」読了。興味深いエッセイ集 #デッドライン読書会

後輩エンジニアに追い立てられて、老害エンジニアがリーディンググラス片手に未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第9回。今回は昨年末に発刊された「IT業界の病理学」である。IT業界の病理学作者:司馬 紅太…

2019年下半期に読んだ本まとめ

2019年7月~12月に読んだ本のまとめ。カウント対象は期間中に読み終わったものに限り、読みかけの本は対象外としている。あと雑誌コミック類もけっこう読んでいるのだけれども、これは除外。 2019年下半期に読んだ本 2019年7月~12月に最後まで読み終わった…

「Beyond Legacy Code(レガシーコードからの脱却)」の後半も読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第8回。今回は今年訳書も発売されて有用だと評判の「レガシーコードからの脱却」が題材である。大著なので2回に分けて読むことにしている。というわけで今回は2週間で8…

美意識、オッサン、イノベーション・スキルセット

最近読んだいくつかの本が似たような論点について触れていたので面白かったという話。やはりこれからの時代、教養そしてアート/デザインに関するスキルの重要性は高まっていくようだ。個人的にはどうしたものか思案中。 アート/デザインの重要性が高まって…

「Beyond Legacy Code(レガシーコードからの脱却)」の前半を読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第7回。今回は今年訳書も発売されて有用だと評判の「レガシーコードからの脱却」が題材である。大著なので2回に分けて読むことにしている。というわけで今回は2週間で7…

「ソフトウェア・ファースト」をSIerのおじさんが読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第6回。今回は先日発売されたばかりの「ソフトウェア・ファースト」が題材である。ソフトウェア・ファースト作者: 及川卓也出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2019/10/10…

Release It! 2nd Editionを読んでいる(Part.2)

近著の技術書では名著と名高い(個人的な観測範囲)Release It! 2nd Editionであるが、残念ながら翻訳はされていない。Google翻訳を活用しながら、えっちらおっちら原著を読むブログ記事のPart.2。今回は6章〜11章を読んでいる(全部で17章ある)。Release It!…

気になる洋書技術書をとりあえず斜め読み 2019/9

読んでみたい本が多すぎる。が、よく考えてみたら米oreillyのサービスに加入しているので何冊読んでも追加でお金はかからない(定額読み放題)。というわけで、目ぼしい未読の洋書技術書について、まず冒頭だけざっと読んでみた。 今回目をつけているのは以…

Release It! 2nd Editionを読んでいる(Part.1)

以前から気になっていた英語技術書の「Release It! 2nd Edition」を重い腰を上げてGoogle翻訳を活用しながら細々と読む話の第一弾。なお今回5章まで読んでいるが、キモとなる安全性のパターンについてはkawasimaさんの以下のQiita記事のほうがだいぶ詳しいの…

「Building Microservices」7章以降も読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第5回。今回は少し前に発売されたオライリーの「マイクロサービスアーキテクチャ」を2回に分けて読むことにしている。というわけで第7章以降を読んだ感想。結論から言う…

2019年上半期に読んだ本まとめ

2019年1月~6月に読んだ本のまとめ。カウント対象は期間中に読み終わったものに限り、読みかけの本は対象外としている。あと雑誌コミック類もけっこう読んでいるのだけれども、これは除外。 2019年上半期に読んだ本 2019年1月~6月に最後まで読み終わった本…

「Building Microservices」6章までを読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第4回。今回は少し前に発売されたオライリーの「マイクロサービスアーキテクチャ」を2回に分けて読むことにしている。というわけで第6章まで読んだ感想など。マイクロサ…

気になる洋書技術書をとりあえず斜め読み 2019/5

読んでみたい本が多すぎる。が、よく考えてみたら米oreillyのサービスに加入しているので何冊読んでも追加でお金はかからない(定額読み放題)。というわけで、目ぼしい未読の洋書技術書について、まず冒頭だけざっと読んでみた。現時点の気になる本リストか…

「業務デザインの発想法」を読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第3回。今回は発売されたばかりの「業務デザインの発想法」を課題図書に選定。読んでみた。デッドライン読書会のルールは、以下参照 読書×締切ではじめる「デッドライン…

Effective DevOps 第Ⅴ章~第Ⅵ章を読んだ #デッドライン読書会

未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第2回。 前回記事はこちら Effective DevOps 第Ⅰ章~第Ⅳ章を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 ルールはこのあたり 読書×締切ではじめる「デッドライン読書…

Effective DevOps 第Ⅰ章~第Ⅳ章を読んだ #デッドライン読書会

技術書の積読が一向に減らない。世の中的には積読合宿で消化したり、ABDという読書手法で団体戦で消化する方法もあるようだが自分はあくまで自分自身で消化したい派である。というわけで知人と一緒にデッドライン(締切り)を設定して積読に立ち向かうことに…

2018年下半期に読んだ本まとめ

2018年7月~12月に読んだ本のまとめ。カウント対象は期間中に読み終わったものに限り、読みかけの本は対象外としている。あと雑誌コミック類もけっこう読んでいるのだけれども、これは除外。 2018年下半期に読んだ本 2018年7月~12月に最後まで読み終わった…

LeanとDevOpsの科学/Accelerate翻訳版が出るみたい

先日英語版で読んだAccelerateがさっそく翻訳されたようだ。なるほど、タイトルはこうなるのか・・・LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する impress top gearシリーズ作者: Nicole Forsgren Ph.D.,Jez Humble,Gene…

最近チェックしている英語技術書(2018/11)

Safaribooksonlineを個人で利用できるようにしたので(詳しくはこちら)時々面白そうな本が無いかチェックしている。最近チェックした本についてのまとめ。なお、どれも完読はしていない。 Seeking SRE Seeking SRE: Conversations About Running Production…

State of DevOps Reportより踏み込んだ考察本「Accelerate: The Science Behind Devops: Building and Scaling High Performing Technology Organizations」が面白い

大分周回遅れなのだけれども、最近読んでいる「Accelerate: The Science Behind Devops: Building and Scaling High Performing Technology Organizations」がめっぽう面白い。なお以下にKindle本へのリンクを示すが、私はここに書いた手法で定額制の範囲内…

「The Art of Monitoring」で紹介されてた時系列データ可視化のコツ

先日読んだ「The Art of Monitoring」で紹介されていた時系列データ可視化の参考資料について調べたこと。Datadogの資料はすごく参考になる。The Art of Monitoring (English Edition)作者: James Turnbull発売日: 2016/06/08メディア: Kindle版この商品を含…

DevOps的な非機能要件(運用要件)リスト

The DevOps Handbookで紹介されていた The Top Ten DevOps “Operational Requirements” | DevOpsGroup を読んだら面白かったというメモ。国内ではあんまり取り上げられていないような気もする(もしくは私が不勉強で知らないだけ?)The DevOps ハンドブック…

技術書「The Art of Monitoring」ナナメ読み

The DevOps Handbookで紹介されていた「The Art of Monitoring」が面白そうだったのでナナメ読みしたメモ。The Art of Monitoring (English Edition)作者: James Turnbull発売日: 2016/06/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る Web-Scale企業(た…

英語技術書を機械翻訳で読みまくる方法

ふとしたキッカケで英語技術書を機械翻訳で読みまくれる環境を整備したら非常に快適になったのでご紹介。要約すると、定額制無制限の書籍サイトに加入して、バルクでGoogle翻訳をかけてざっくりと技術書を読む方法について。https://www.flickr.com/photos/6…

Postmortem Culture: Learning from Failure(Site Reliability Engineering Workbookつまみ食い#2)

引き続き、「The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE」をつまみ食い中。今回は同書の「Chapter 10. Postmortem Culture: Learning from Failure」に関して。ポストモーテムなんて言葉は数年前までまったく聞いたことがなかったのだ…

ACM Professional Membershipの登録

思うところがあって、ACM Professional Membershipに登録したメモ。ACMはチューリング賞などで有名な米国の計算機学会。会員になると学会誌Communications of ACM (CACM)が読めたり、論文や様々な情報にアクセスしたり、特典としてSafari Books Online でO’R…

PagerDuty Incident Response Documentationが良さそう(Site Reliability Engineering Workbookつまみ食い#1)

前回の記事で紹介した「The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE」が気になるので、興味があるところから適当に読んでいる。The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE作者: Betsy Beyer,Niall Richard Murph…

無料公開されたSite Reliability Engineering Workbookが面白そうなので目次を機械翻訳

SREを実践するための手引きとなる書籍「Site Reliability Engineering Workbook」をGoogleが無料公開、8月23日まで - Publickeyで知ったのだけれども、以前に読んで大変参考になった「SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支える…

日本語で読めるperf linux profilerの情報を整理する

最近いろいろとperf linux profilerについて調べていたので、見つけた日本語情報を中心にまとめておく。あまり需要はなさそうだけど。 perf - Wikipedia 書籍で読めるperfの情報 詳解システム・パフォーマンス 詳解 システム・パフォーマンス作者: Brendan G…