勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

「The Art of Monitoring」で紹介されてた時系列データ可視化のコツ

先日読んだ「The Art of Monitoring」で紹介されていた時系列データ可視化の参考資料について調べたこと。Datadogの資料はすごく参考になる。

The Art of Monitoring (English Edition)

The Art of Monitoring (English Edition)

2.4 Visualization
We've drawn most of our ideas from Edward Tufte's The Visual Display of Quantitative Information and throughly recommend reading it to help you build good visualizations.
There's also a great post from the Datadog team on visualizing time-series data that is worth reading.

The Art of Monitoring (English Edition)

タフテの「The Visual Display of Quantitative Information」

The Visual Display of Quantitative Information

The Visual Display of Quantitative Information

訳書はなし、Kindle版もなし。いきなり購入する勇気は無いので、まずどのような内容なのかいろいろ調べてみたが、この分野のバイブル的な本のようだ。

スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル」は、このブログの人気エントリーの一つだが、ことプレゼンに関して私が師と仰ぐのはEdward Tufteである。日本ではあまり名が売れていないようだが、米国では「データのプレゼン技法」に関しては第一人者で、本も何冊も書いているし、全米各地でセミナーも行なっている。 私自身も、一日セミナーに参加したことがあるが、膨大な量の実例を集めて、それぞれのどこが優れているか、どこがダメなのかを的確に分かりやすく説明してくれるTufteは、まさに「プレゼンの神」であった。

この記事は実際に手を動かし、コンピュータを使ってデータ可視化を行う人に向けて一般的なノウハウをお伝えする三回シリーズの最終回です。

この記事の前半でたくさん取り上げましたタフテの著作です。現在までに四冊の本を出しており、どれも技術詳細から独立した基本原則を学ぶのにはとても良い本だと思います。特にThe Visual Display of Quantitative Informationは古典中の古典とも言える本なので、一度お読みになることをおすすめします。現在は第二版が出ています。

後者の記事では、タフテの「The Visual Display of Quantitative Information」からの引用画像も多く、とても参考になる。

タフテの本、いつか読んでみたいなぁ。

Datadogの「Metric graphs 101」

こちらはモニタリングクラウドサービスを提供しているDatadogのブログポストで、とても参考になる。英語だけど機械翻訳でも割と読めるので詳細は以下のリンク先を参照のこと。

最後のアンチパターンは笑えるような、胸が痛いような。