Professional Engineer
未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第7回。今回は今年訳書も発売されて有用だと評判の「レガシーコードからの脱却」が題材である。大著なので2回に分けて読むことにしている。というわけで今回は2週間で7…
未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第6回。今回は先日発売されたばかりの「ソフトウェア・ファースト」が題材である。ソフトウェア・ファースト作者: 及川卓也出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2019/10/10…
趣味の情報システム障害状況ウォッチ。前回に引き続き、今回も駆け足で確認。 元ネタはこちら。みんな見たほうが良いよ! 情報システムの障害状況一覧:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 これまでのウォッチ履歴 情報システムの障害状況ウォッチ(2018年後…
近著の技術書では名著と名高い(個人的な観測範囲)Release It! 2nd Editionであるが、残念ながら翻訳はされていない。Google翻訳を活用しながら、えっちらおっちら原著を読むブログ記事のPart.2。今回は6章〜11章を読んでいる(全部で17章ある)。Release It!…
読んでみたい本が多すぎる。が、よく考えてみたら米oreillyのサービスに加入しているので何冊読んでも追加でお金はかからない(定額読み放題)。というわけで、目ぼしい未読の洋書技術書について、まず冒頭だけざっと読んでみた。 今回目をつけているのは以…
以前にScratchでAtCorderする方法を記事に書いた。 Scratch3.0でAtCorderに参加できるようになったのでいろいろやってみた - 勘と経験と読経 その後AtCorderの過去問をScratchで解きまくってみたのだけれども、実行時間制限が厳しい問題をクリアできなくなっ…
名前だけは知っていた有名なソフトウェアトラブルの事例。「巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法」という本で詳しく語られていたのを見て興味が沸いて、いろいろ調べてみた。今は調べたことを、少し後悔している。 米ナイト…
以前から気になっていた英語技術書の「Release It! 2nd Edition」を重い腰を上げてGoogle翻訳を活用しながら細々と読む話の第一弾。なお今回5章まで読んでいるが、キモとなる安全性のパターンについてはkawasimaさんの以下のQiita記事のほうがだいぶ詳しいの…
未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第5回。今回は少し前に発売されたオライリーの「マイクロサービスアーキテクチャ」を2回に分けて読むことにしている。というわけで第7章以降を読んだ感想。結論から言う…
未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第4回。今回は少し前に発売されたオライリーの「マイクロサービスアーキテクチャ」を2回に分けて読むことにしている。というわけで第6章まで読んだ感想など。マイクロサ…
読んでみたい本が多すぎる。が、よく考えてみたら米oreillyのサービスに加入しているので何冊読んでも追加でお金はかからない(定額読み放題)。というわけで、目ぼしい未読の洋書技術書について、まず冒頭だけざっと読んでみた。現時点の気になる本リストか…
Misreading ChatのPodcastでTail Latencyに関する論文の紹介がされていて非常に興味深かったので、自分でも紹介されている論文を読んでみたという話。Misreading Chat Podcastのほうが的確な要約になっているので興味があればまず視聴するのがおすすめ。 Epi…
未消化の積読技術書をデッドラインを決めて読んで感想をブログに書く企画(ざっくり)の第2回。 前回記事はこちら Effective DevOps 第Ⅰ章~第Ⅳ章を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 ルールはこのあたり 読書×締切ではじめる「デッドライン読書…
技術書の積読が一向に減らない。世の中的には積読合宿で消化したり、ABDという読書手法で団体戦で消化する方法もあるようだが自分はあくまで自分自身で消化したい派である。というわけで知人と一緒にデッドライン(締切り)を設定して積読に立ち向かうことに…
昨年読んだ「――システム構築の大前提―― ITアーキテクチャのセオリー」は現代版のEA(Enterprise Architecture)の教科書として非常に素晴らしい本であった。というわけで久しぶりにEAに興味が湧いていろいろと調べていたところ、2019年に入って「Complex Enter…
AtCorderという競技プログラミングサービスがある。設問に対して各種の言語で回答を書くと合否判定されるものなのだけれども、最近Scratchで書いたロジックをC++に変換してAtCorderの解答欄に入力できるという面白ツールがリリースされていたので、これを利…
いくつかの書籍に書かれたパフォーマンス分析に関するアンチパターンを整理してみた。ここに無いものでご存知のパターンがあればご教授いただきたい。アーキテクチャや組織のパターンはよく見るけど、対応手法に関するパターンってあんまり多くないのかも(…
The DevOps Handbookで紹介されていた The Top Ten DevOps “Operational Requirements” | DevOpsGroup を読んだら面白かったというメモ。国内ではあんまり取り上げられていないような気もする(もしくは私が不勉強で知らないだけ?)The DevOps ハンドブック…
ふとしたキッカケで英語技術書を機械翻訳で読みまくれる環境を整備したら非常に快適になったのでご紹介。要約すると、定額制無制限の書籍サイトに加入して、バルクでGoogle翻訳をかけてざっくりと技術書を読む方法について。https://www.flickr.com/photos/6…
引き続き、「The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE」をつまみ食い中。今回は同書の「Chapter 10. Postmortem Culture: Learning from Failure」に関して。ポストモーテムなんて言葉は数年前までまったく聞いたことがなかったのだ…
思うところがあって、ACM Professional Membershipに登録したメモ。ACMはチューリング賞などで有名な米国の計算機学会。会員になると学会誌Communications of ACM (CACM)が読めたり、論文や様々な情報にアクセスしたり、特典としてSafari Books Online でO’R…
前回の記事で紹介した「The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE」が気になるので、興味があるところから適当に読んでいる。The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE作者: Betsy Beyer,Niall Richard Murph…
最近いろいろとperf linux profilerについて調べていたので、見つけた日本語情報を中心にまとめておく。あまり需要はなさそうだけど。 perf - Wikipedia 書籍で読めるperfの情報 詳解システム・パフォーマンス 詳解 システム・パフォーマンス作者: Brendan G…
XP祭り2016で発表された「巷にはびこる間違ったUX論へのヘイトをぶつける集い」という発表をめぐる一連の議論を読みながら考えた事。ちなみにUXについては門外漢であるし、そこについての意見は無い。ただ、この中で出てくる「UXデザイナーは法律の考慮も行…
「プロフェッショナルエンジニアは後進の育成よりも、自己の能力向上を優先すべきではないか」という意見を複数方面で見かけて考えたこと。管理者としての教育と、技術者としての後進教育は混ぜないほうがよいという意見。そしてエンジニアとして成長を望む…
「ソフトウェアシステムアーキテクチャ構築の原理 第2版」を読了した読書メモ。なお書籍版だと898g、616頁の大著をKindle版で手軽に持ち運べるのは有難い(もちろん、必要に応じてPCでも閲覧できる)。今後、何度も読み返すような本である。ソフトウェアシス…
「ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ」に関する読書メモ。ソフトウェアアーキテクチャ全般に興味があるので手に取ったのだけれども、同書はざっくり言えばパッケージソフトウェアの作り方に関する本である。なんとなく、このタイトルでは必要な人の手に…
前々回、前回記事の続き。デス・マーチ著者のEd Yourdonさんが先日(2016/1/22)亡くなったとのこと。合掌。これを機会に同氏が2009年に公開し平鍋さんが和訳を公開している『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読してみた。この後編では「9.一貫性は才…
前回記事の続き。デス・マーチ著者のEd Yourdonさんが先日(2016/1/22)亡くなったとのこと。合掌。これを機会に同氏が2009年に公開し平鍋さんが和訳を公開している『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読してみた。今回は「5.欠陥が下流に「漏れる」と…
デス・マーチ著者のEd Yourdonさんが先日(2016/1/22)亡くなったとのこと。合掌。これを機会に同氏が2009年に公開し平鍋さんが翻訳した『ソフトウェア工学で大切な10の考え方』を再読してみた。同資料のサブタイトルには「この困難な時代だからこそ」である。…