新型コロナ対応で外出規制が行われ、書店が営業していなかったり公共図書館が閉鎖されていたりするが、わが家は電子書籍のおかげで割りと良い読書環境を維持できている。昨年末には小学5年生(当時)もKindleユーザーとなり、在宅学習の合間になんだか沢山の本を読んでいる。

Kindle キッズモデル 1,000冊以上の子ども向けの本が1年間読み放題 ブルーカバー
- 発売日: 2019/10/30
- メディア: エレクトロニクス
購入時にAmazon FreeTime Umlimitedというサービス利用権限1年がついており、サービス期間に対象本は追加料金不要で読めるというのが売りである。要はAmazonの図書館が利用できるようなものである。
Amazon FreeTime Umlimited
このサービスは本読みの卵にはオススメなのだけれども、残念なのは無料で読める書籍を事前にチェックすることができないという点だと思う。もちろん読みたい本がサービス内で提供されていない場合は通常のように親が電子書籍として購入し、子供の端末に転送することもできる(わが家ではけっこう追加で買っている本も多い)
というわけで、改めてどんな本があるのか(娘に端末を借りて)ちょっと調べてみた。小学校の高学年が読みそうな本を中心に手元にあったまなの本棚を見ながらチェックしてみた。
なお提供対象は随時変更されるようである。以下のリストはあくまで参考程度と考えていただきたい。
「まなの本棚」で紹介されているもので、FreeTime Umlimited対象だったもの
例えば以下の本は無料で読めるようだ。
- 不思議の国のアリス
- 都会のトム&ソーヤ
- 娘いわくシリーズ全ては収録されていないらしい
- 天と地の方程式
- 若おかみは小学生!
- 怪盗クイーン
- 怪人二十面相
- 赤毛のアン
- あしながおじさん
- ハリー・ポッター
- シャーロック・ホームズ
- 世界の中心で、愛をさけぶ
岩波少年文庫シリーズ
上記の本をぽちぽちと検索していて気づいたのだけれども、岩波少年文庫シリーズはわりと充実しているようである。というわけでついでに岩波少年文庫で含まれている本もチェックしてみた。例えばこんな本はサービス対象になっている。
- ガンバの冒険シリーズ
- 三国志
- 水滸伝
- アラビアン・ナイト
- モモ
- 西遊記
- アンデルセン童話集
- 思い出のマーニー
- 小公女
- ハイジ
- ドリトル先生シリーズ
- ゲド戦記シリーズ
- 三銃士
- オズの魔法使い
- ハックルベリーフィンの冒険
- 星の王子様
- ナルニア国シリーズ
いやぁ、良い世の中になったものだ。というか、子供がうらやましい。
Kindle キッズモデル使用感(4ヶ月ほど経過)

新登場 Fire HD 10 キッズモデル ブルー (10インチ HD ディスプレイ) 32GB
- 発売日: 2019/10/30
- メディア: エレクトロニクス
- UIはイマイチ。まぁ使えなくはないけれども。
- コドモは最小に近い文字サイズで読んでいる。若いっていいね。
- スペックとしては解像度は高級モデルに比べると低め。だけれども、まぁ支障はないようだ。歴史漫画なども読んでいるようだ。
- 流石に大判の雑誌を読むのは難しい(例えばこんなのを試しに転送してみたが、さすがに無理。これは別の10インチタブレットで読んだ)