勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

Kindle キッズモデルが良かったので小学校高学年が無料で読める本をチェックしてみた

新型コロナ対応で外出規制が行われ、書店が営業していなかったり公共図書館が閉鎖されていたりするが、わが家は電子書籍のおかげで割りと良い読書環境を維持できている。昨年末には小学5年生(当時)もKindleユーザーとなり、在宅学習の合間になんだか沢山の本を読んでいる。

購入時にAmazon FreeTime Umlimitedというサービス利用権限1年がついており、サービス期間に対象本は追加料金不要で読めるというのが売りである。要はAmazonの図書館が利用できるようなものである。
Amazon FreeTime Umlimited

このサービスは本読みの卵にはオススメなのだけれども、残念なのは無料で読める書籍を事前にチェックすることができないという点だと思う。もちろん読みたい本がサービス内で提供されていない場合は通常のように親が電子書籍として購入し、子供の端末に転送することもできる(わが家ではけっこう追加で買っている本も多い)

というわけで、改めてどんな本があるのか(娘に端末を借りて)ちょっと調べてみた。小学校の高学年が読みそうな本を中心に手元にあったまなの本棚を見ながらチェックしてみた。

まなの本棚

まなの本棚

なお提供対象は随時変更されるようである。以下のリストはあくまで参考程度と考えていただきたい。

「まなの本棚」で紹介されているもので、FreeTime Umlimited対象だったもの

例えば以下の本は無料で読めるようだ。

岩波少年文庫シリーズ

上記の本をぽちぽちと検索していて気づいたのだけれども、岩波少年文庫シリーズはわりと充実しているようである。というわけでついでに岩波少年文庫で含まれている本もチェックしてみた。例えばこんな本はサービス対象になっている。

いやぁ、良い世の中になったものだ。というか、子供がうらやましい。

Kindle キッズモデル使用感(4ヶ月ほど経過)

  • いわゆるFireタブレット型と、Kindle電子書籍リーダータイプの2種類がある。私が買ったのはKindle電子書籍リーダータイプ。
    • Kindle電子書籍リーダータイプは子供が成長したら設定により通常のKindleとして利用できる。自分は8年前に買ったKindleをまだ現役で利用できているので、大切に使えばけっこう長く使えそう。
    • Kindle電子書籍リーダータイプではFireタブレット型タイプと異なり、利用時間の制限などはできない。ただ、どの程度端末を利用したのか、どんな本を読んだのかなどのモニタリング機能は利用できる(ほとんど見ないけど)
    • 試していないのだけれども、別に専用端末を購入せずとも、AmazonのFireタブレット保有しているならFreetime用のアプリを設定すればキッズモードに変更できるようだ。

  • UIはイマイチ。まぁ使えなくはないけれども。
  • コドモは最小に近い文字サイズで読んでいる。若いっていいね。
  • スペックとしては解像度は高級モデルに比べると低め。だけれども、まぁ支障はないようだ。歴史漫画なども読んでいるようだ。
  • 流石に大判の雑誌を読むのは難しい(例えばこんなのを試しに転送してみたが、さすがに無理。これは別の10インチタブレットで読んだ)

ジュニアエラ 2020年5月号

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