技術書を図書館で借りようというブログ記事を見た反応。個人的にも公立図書館はフル活用していて、至急性の高くない「読んでおきたい本」は借りるようにしている。が、最近技術書は他の手段でも試し読みできることが多いのでそっちで読むことが多い。というわけで無料試し読みの方法について整理してみる。なお出版業界の方には申し訳ないけど、物理書店は目的が達成できなかったり、余計な買い物をしてしまうリスクが大きいので最近行かないようにしている・・・・・・。
無料試し読みの方法について
出版社の方針などで書籍によって最適な方法は異なるのだけれども、自分が最近使っている手段はだいたい以下の通り。
- Amazon Kindleでサンプルを読む
- 専用アプリかKindle端末が必要。Web経由でもごにょごにょすれば閲覧できるという話もあるけれど割愛。
- この方法だと、目次、まえがき、第1章くらいはだいたい読める
- Kindle非対応の書籍の場合、出版社が独自で試し読みに対応していればそこで読む
- Google Booksで読む
- 規則性はよくわからないのだけど、おそらくGoogle Playの対象書籍が対象となっている
- 翔泳社さんの本は最近どれも対応されていて、有難い
出版社別のワビサビを統合して効率よく試し読みができるサービスがあるといいのだけれども、現時点では未発見(ひょっとしたらあるかも)。
せっかくなので、いくつかの技術書ランキングに掲載されている書籍について実際に無料試し読みが出来るか調べてみた。
「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2016年版 -2015年に出たコンピュータ書ならこれを読め!-」開催報告:レポート|gihyo.jp … 技術評論社
- たった1日で即戦力になるExcelの教科書
- 人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
- スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)
- リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- 残念ながら試し読みできず
- 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
- 深層学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)
- HTML5&CSS3デザインブック (ステップバイステップ形式でマスターできる)
- 残念ながら試し読みできず
- 伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール
- ハッカーの学校
- インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
調べてみた感想
- オライリーさんはDRMフリーの電子書籍を発行していただけているのは大変あり難いのだけれども、試し読みビリティは低いのが残念
- 技術評論社さんは、書籍によって対応が異なる。WEB+DB PRESS plusシリーズはNGなのが残念
- というわけで電子試し読みできない本は、図書館か書店で見るしかなさそう