勘と経験と読経

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大モルトケ「計画することがすべてだ。立てた計画はどうでもいい」

「計画することがすべてだ。立てた計画はどうでもいい。」というのはドイツの軍人、陸軍元帥ヘルムート・グラフ・フォン・モルトケの言葉である。アジャイルに関係ない人にもお勧めの本「アジャイルな見積もりと計画づくり」で引用されているのが有名だけど、よく調べてみるとやたらと面白い人だったので紹介するというネタ記事。

モルトケの言葉

改めて、モルトケプロイセン及びドイツの軍人、軍事学者。近代ドイツ陸軍の父と呼ばれる。最終階級は元帥。甥と区別するため大モルトケと呼ばれるそうな。わりとシビれる言葉をいっぱい残している。

「敵に遭遇すれば計画は必ず変わる」
アジャイルな見積もりと計画づくり 2章 なぜ計画づくりに失敗するのか、より

最初に考慮すべき事柄を比較検討せよ。それからリスクを冒せ。
モルトケの名言 | 地球の名言

発令した作戦の結果を予測して、さらにその先のことまで計画をつくろうとするのはナンセンスである。
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戦争に時代や状況を飛び越えた一般原則は存在しない
ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケ - Wikipedia

戦史から勝利の公式を見つけることは出来ない
ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケ - Wikipedia

人物としてやたら面白い大モルトケ

この人物について調べていたら、アンサイクロペディアの記事にたどり着いたのだけど、これが面白い。オススメ。

ラノベみたいな人生だろ。ウソみたいだろ。事実なんだぜ、これ……。
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E5%A4%A7%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B1

そのあとにWikipediaの記事(ものすごく長い)も見たのだけど、波乱万丈で大河ドラマ向けな人物である。
ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケ - Wikipedia

平易な伝記があったら読んでみたいのだけれども、手軽なものが見当たらないのが残念だ。。。