今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで6月に読み終わった本について。今月もいろいろ読んだけど「メイカーズ」がとにかく面白かった。SF小説なんだけれども、リアルで、現実で、そしてワクワクする読書。これが無料で公開されているというのも凄い。
書影は原著のもの。無料の邦訳版のダウンロード先は以下のリンク先記事を参照。文芸
- メイカーズ
- 感想は以下の記事を参照。無料で公開されているのをKindleで読んだのだけど、予想外に面白く、そして大作だった。
- ドクトロウ「メイカーズ」 - 勘と経験と読経
- おもいでエマノン (徳間文庫)
- 漫画も有名な、名作SF小説。表題作のあらすじはなんとなく知っていたのだけど、その後の連作短編は意外なものが多く面白かった。
- 雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語
技術書
ビジネス書・その他
- 偶然の科学
- たしか、この記事を読んで未読リストに放り込んでいたもの。Kindleセール(現在は終了)で購入
- 人間の意思決定がどれだけあいまいで、錯誤を起こしやすいかについては去年によんだ「ファスト&スロー」(文句なくお勧め本)が詳しかった。
- それに対して本書は、人間が錯誤しやすい「常識」の罠について掘り下げた本である。というわけで単体で読んでも面白いが、「ファスト&スロー」を読んでいてさらに興味深かった気がする。
- 第6回ニコニコ学会βシンポジウム速報レポート ~魔術師たちの楽園で起こったこと~ 月刊ニコニコ学会β 05 (カドカワ・ミニッツブック)
- サブカルジャンルとして楽しんでいる本。あまりにレポートが面白かったので、ニコ生の録画を少し見たりした。全般的には動画でフォローするには長すぎるのでこういうレポートが充実しているととても楽しい。