勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

【宣伝】夏のデブサミでエンプラTEDという発表をお手伝いしています

IT技術者向けの無料カンファレンス「Developers Summit 2013 Summer(通称夏サミ)」が8/1に開催される。自分が2月に発表したのと同じスタイルで、複数の発表者がLTとは違う形でいろいろな発表を行う「Enterprise TED」がこの夏サミでも開催される。私は一期生(?)としてお手伝いをしている。今回もなかなか面白そうな発表が見られそうなので、ぜひよろしければ参加いただきたい、という宣伝エントリ。

LTがあまり好きでは無いという話

特にIT技術者の勉強会などでは、LT(ライトニングトークス)という、5分程度の発表を連続して複数の発表者が行うというイベント(?)がよく行われているのだけれども、個人的にはあまり好きではなかったりする。

  • どう考えても5分は短すぎる
  • ついネタに走ってしまう
  • スライド芸になってしまう
  • いつも同じ人(スライド芸人)ばかりが発表してる

もちろん良い発表も多いのだけど、もうすこしちゃんと話を聞く場のほうが好きだ(というか、LTは発表者重視で聴衆を軽視しすぎだと思うのだ)。
というわけで、「Enterprise TED」は一人10分の枠でIT業界に関わる人が話をすることにしている。

ふつうの話が聞きたい

何がふつうなのか、というとちょっと微妙なのだけれども、割と「ふつうに仕事をしている人」の話を聞くことが好きだ。新製品や奇抜なテクニックや有名人や業界人の話芸よりは、「ふつうに仕事をしている人」の話のほうが、学びに繋がる要素が大きいと思っている。

熟練とは「唯一最良の方法」を見つけ出すということではなく、日常的な仕事の中から新たな洞察を行うという発見の旅なのです。
ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series) 第19章 永続的な学習

というわけで、8/1のセッションについてもあまり他所で発表されたことのない「ふつうな皆さん」の話が聞けると思う。

おまけ:なぜTEDなのか

すいません、私が命名したわけではないので何とも言えません。TEDxの関係などもあるし、ちょっと微妙だとは思っている。