勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

Kindle Paperwhiteが手放せない

最近たて続けに「Kindleってどうなの?」ということを聞かれたので、Kindle電子書籍に関する現状の感想をまとめ。Kindle Paperwhite歴1年と9ヶ月。120冊くらいはこいつで読んでいる計算(無料本やコミックを含む)。手放せない。
http://www.flickr.com/photos/60238824@N07/9454509652
photo by dmelchordiaz

Kindle Paperwhiteの使用状況と所感

  • 2013年の6月に購入。いわゆる第1世代のWi-Fiモデル。付属品は特に買わず、丸裸で利用。
  • 今のところ新モデルに買い換えるような要求は特になし。まぁパフォーマンスが高いほうがいいに決まっているのだけど、現状でも読書に支障ほとんどなし。機器を買い換えるカネがあったら本を買いたい。
  • 充電は1ヶ月に一度ほど、バッテリーの減り具合を見て実施。外出先でバッテリー切れになったことは1回だけ。
  • 時々不安定になって再起動することはあるけれども、ストレスになるほどではない(月に1回くらい?)。
  • ネットワークとの同期は基本的に自宅で。出先でどうしてもダウンロードしたい場合はスマートフォンのデザリングを利用。
  • 書籍はマメにKindleストアを確認して、3割以上のセールになったタイミングで購入することが多い。
  • 通勤電車、喫茶店、自宅リビング、自宅寝室、旅行先など場所を選ばずに使用。風呂場では利用していない。
  • バックライトは寝室や旅行先で家族(特にコドモ)が寝た後にひとりで読書をするときに便利。ただ、暗闇以外ではバックライトを使うことはあまりなし(必要ない)。
  • 読んでいる本は小説、ビジネス書、技術書などジャンル問わず。コミックもときどき無料のものを。
  • 文字サイズは最小設定。今後老眼になったら拡大するかもしれないけれど、今のところ大丈夫。
  • Amazon以外の電子書籍ストアはほとんど利用なし。技術書でPDFが購入できるものはKindle Paperwhiteにも入れて読んでいる。ただ大容量なPDFを閲覧するのはとても厳しい。
  • Kindle Paperwhiteから書籍を購入することはなし(そもそも購入機能はロックしてしまっている)。書籍の購入はPCかスマートフォンから行っている。
  • ブラウザなどの機能はほとんど利用せず。災害時想定で「災害用伝言サービス」などブックマークは登録してある。
  • これも災害時などを想定して、都心から自宅までの地図を画像として何枚か保存してある(使ったことはなし)。
  • 割と何度も落っことしているけれども今のところ故障や大きな傷も無し。読書中にうたた寝してしまい落すこと多し・・・・・・

というわけで雑誌と図書館から借りてくる本を除けば、自分の読書はほとんどコレで済ますようになっている。例外は嫁さんと共有する本くらい。自分の目的でリアル書店に行くことは殆ど無くなった。未知の書籍との出会いは減ったけれど、既に膨大な読みたい本リストを持っているので出会いを求める必要もあまり無い感じ・・・・・・。

もちろんiPadやその他のタブレットPCなど高機能な製品に比べたらスペックは低く、もっさりとしたレスポンスではあるのだけれども、バッテリーの持ち具合や重量の軽さ、機器として安価なのでラフに扱っても心理的ストレスが無い点が気に入っているところ。

場合によってはKindle Paperwhiteは持ち歩かない事もあるのだけれども、どこまで読み進んだかは適宜クラウドに同期しているのでiPhoneのアプリで続きを読むことができる。スキマ時間の有効活用という意味でも便利。

専用端末としてのKindleを検討するなら

  • スマートフォンタブレットを持っているのなら、まず無料のKindleアプリを導入して、いくつか電子書籍を読んでみる事をおすすめする。そもそも「読みたい本」がAmazon Kindleにあるのかどうかが重要だったりする。
  • Kindleアプリでそれなりに読書することに慣れてから「専用端末が必要か」という順序で考えるのが良い。
  • ブラウザやPDF閲覧機能などを目当てに購入することはお勧めしない。あくまでおまけの機能であり、常用するものではない。
  • 日本国内では3G接続はあまり必要でないような気がする。スマートフォンを持っていればデザリングなどで十分対応可能だ(本をダウンロードしたい時だけ利用)。
  • バックライトは個人的にはあったほうがいいと思う(と言う意味で、現在の廉価モデルはちょっと厳しい)。
  • あとは予算次第。