書籍「How Google Works」を読んだ(良い本)。同書の中で、学習し続ける人のことを「ラーニング・アニマル」と読んでいて面白かった。自分が「ラーニング・アニマル」かどうかはわからないけれど、割と勉強は好きなほうなので、どうして自分がそうなったのかを振り返ってみる。何かの参考に。
ヘンリー・フォードは「人は学習を辞めた時に老いる。20歳の老人もいれば、80歳の若者もいる。学びつづける者は若さを失わない。人生で何よりすばらしいのは、自分の心の若さを保つことだ」と言った。グーグルが採用したいのは、ジェットコースターを選ぶタイプ、つまり学習を続ける人々だ。彼ら”ラーニング・アニマル”は大きな変化に立ち向かい、それを楽しむ力を持っている。
How Google Works (日本経済新聞出版)
ラーニング・アニマルを採用する
学生時代は本は好きだったが、勉強はそんなに好きではなかった
社会人になっても最初はあまり勉強しなかった
- 普通に研修受講して、仕事してた
- 叩き上げの技術者がいる職場で、良い指導を受けていたと思う。
異動した先が「学習するチーム」だった
- 数年後に異動した先が、やたらに学習するチームだった。
- チームで多数の技術書、技術月刊誌を購入。そして読んで当然という空気。また業務時間内で読むことも問題なしの文化。
- とにかく先輩は重要。
- たまたま手に取ったこの本で、改めて学習することの重要性を認識。そのあたりのことは以前に書いた。
読書狂時代 ・・・ Joel on Software そして Joelのリスト
- その後、わりとアトランダムに技術書やビジネス書を読んでた
- Joel on Softwareという本に出会う。これが当時すごいツボにハマった。(一部はここで読める)
- 感動したあと、著者である「Joel Spolsky選定のマネージメントトレーニング用課題読書リスト」なるものをウェブで発見。そうだ、これを端から読めば良いんだ、ということで割とこのリストにある本を読み漁っていた。そのあたりのことは以前に書いた。
コミュニティと読書
- 30代になって、社外の勉強会やコミュニティに参加するようになった。
- 勉強会で会う人や発表した方と話すために、その方が書いたり翻訳、監訳した本を読むようになる。
- 目線の高い人たちとお話をすると自然と話題の新刊技術書の話に。面白そうなので読む、という繰り返し。
- 30代後半くらいからは、割と人に薦められる本しか読まないようになる(それでも絶えない未読リストの山)。
- そういえば、30代後半から「仕事術」「ライフハック」的な本への興味をほぼ失った。なんか全部「七つの習慣」と同じ気がしてきた為。
資格試験とか
学習することが偉いことなのかは良くわからないが、学習することを楽しめるようになると、いろいろな事で苦労が少ないような気がする。