主に自分向けのメモ。ソフトウェア開発で常に悩ましいのがシステムの更改だ。様々な理由で古いシステムを新しいシステムに作り変えるのが簡単そうで難しい。単に同じものを作ればいいというわけではなく、「必要なだけ同等で、さらに良いもの」を作るのが兎に角難しい。そもそも、古いシステムを分析することからして大変なのだ。
というわけで、最近目に付いた現行システム分析に関する資料をまとめてみる。
アーキテクチャと要件定義の隙間(PDF版)
- 今回の話は、現行システムからのリプレイスにおいて、死角になりがちな内容について触れていきます。
「システム設計の謎を解く」の著者である高安さんのQConの発表資料。スライドノート付きで公開されていている。
対象システムを「業務」「データ」「アプリケーション」の観点で分析するという話が参考になる。特に「データ」からも分析していくというのは良い観点だと思う(残念ながら、まだ自分でやったことはない)。
要件定義の考古学:The Rational Edge(1/2 ページ) - ITmedia エンタープライズ
ここから先は、失われた要件定義を追求する、恐れを知らぬ冒険者たちだけの世界だ。あなたたちには、なぞと血わき肉踊る冒険が待ち受けている。勇気と熱意のある方だけ読み進んでいただきたい。
古い記事だけど、とても面白いし割りと王道だと思って折を見て読み返している。Rationalのツールなので製品推しだったり、UMLを強調していたりするのは差し引いて読んだほうがいいと思うけれど。