勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

手書きメモについて。プログラム以外を写経したっていいじゃない

ちょっと前に書いた記事に、普段書いている手書きの読書メモをついでに貼り付けておいたらそっちへのツッコミが多かったでござるの巻。というわけで手書きメモについて。

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photo by dmelchordiaz


写経、視写

プログラマの勉強法のひとつに写経というものがある。技術書などに書かれているサンプルプログラムをそのまま入力して動かしてみるというやり方だ。

自分の手書き読書メモは、この写経にわりと近い感覚で書いている。書かれている内容を理解して、出来る限りコンパクトにまとめて、書くことを通じて記憶に残そうとしている感じだ。

プログラマの写経について改めて調べていたら、こんな記事を見つけた。

写経は「視写」の一種

日本で初等教育を受けた人は必ず国語教育で視写をやっていると思う。漢字で視写って書くって知らなかったので、僕も「ししゃ」として覚えていたけど。
プログラミングにおける写経というのは、まさに国語における視写そのもの。日本語を学ぼうとするとき視写から入ったように、プログラミングを学ぼうとする者は写経から入るといいと思う。
写経(プログラム)と視写(国語) - I have nothing (but) TODO

9-1 視写の効果1…全般

  • 集中力をつける。
  • 字が上手になる。
  • 文章表現の技法を覚える。
  • 表記のルールを覚える。
  • 暗誦や記憶に役立つ。

9-2 視写の効果2-例えば、休暇中の「一日十分間視写」

  • 毎日続ける「根気」
  • 勉強時間の中に割り振る「計画性」
  • 準備や片付けをする「整理整頓」
  • 手本や文章を正確に読み取る「注意力」
  • 丁寧に書き続ける「集中力・持続力」
  • 書き終えてから点検する「自己省察(せいさつ)力」

9 視写:文部科学省

まさにこんな効果を狙って、手書き読書メモを書いているつもり。ちなみに一週間に1~2枚しか書いていない。