読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

「ワークシフト」をKindle for Androidで読んだ/私がシフトするかどうか

前から読もうと気になっていた書籍「ワークシフト」が日本版Kidle Storeで販売されているのを知った。Kindle端末は買っていないけれども、手元にあるスマートフォン(Galaxy S2 LTE)でも読めるということなので購入して読んでみた感想。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

Kindleの素晴らしいところ

随所で語り尽くされているのだけれども、まず「無料サンプル」で内容を立ち読みできるということが素晴らしい。初めてのKindleでの日本語読書だったのだけれども、「ちゃんと読めるのだろうか」「読みやすいのだろうか」といった点を購入前に確認できるのは相当に安心である。特に私のように、Kindle端末ではなくスマートフォンで読もうとした時、最初はかなり不安がある。というわけで今回も無料サンプルで「読めること」「面白そうであること」を確認してから購入へ(サンプルの最後のページから、購入ページに飛べる)。

以下雑感。

  • スマートフォンで読むのは快適。特に支障も無いのでKindle端末の購入はしばらく行うことが無いだろうと思う。
    • もともと自炊した技術書や文庫本などをPDFで読む習慣があった、というのもあるかもしれないが、まったく違和感なく快適に読書できる。
  • 電子書籍に限らず、私は読了後に抜書きメモを作成している。Kindleの機能で気に入ったセンテンスを「ハイライト(マーカーづけ)」できる機能は便利に活用できた。
  • 書籍代金はもっと大胆に安くなると良い。とはいえ、読書は外食することに比べたら安価な娯楽なのであまり気にはしていない。
  • 購入した書籍はKindle Croud ReaderでPC上でも読めるのかと思っていたのだけど、現時点では日本語書籍は非対応のようだ。これは対応されることに期待。

ワークシフト

話題の書である。私は興味深く読んだが読後感はあまり良くない。良書だとは思うのだけど、扱っているテーマが重すぎてツライのだ。2025年という、微妙に手触りのある未来について考えさせられるのが苦しいのだ。もちろん未来予測など当たるとは限らないのであるが、「考えることが重要」ということを言っているような本である。

広く浅い知識しかもっていない「なんでも屋」は、オフィスで隣に座っている同僚や、インド企業で同じ仕事をしている人たちとだけ競い合えばいいわけではない。最大のライバルは、ウィキペディアやグーグル・アナリティクスなど、浅い知識や分析結果を手軽に提供するテクノロジーの数々だ。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

とはいえ、慎重派のわたしは本書を読んだからといって性急に「シフト」するつもりは無かったりする。もちろん今後の意思決定には大きな影響を与えるのだろうけれども、キャリアは一朝一夕で築くものでもない。