勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

book

2014年に読んだ68冊からお勧め図書を選んでみる(文芸、ビジネス、技術書)

昨年は(ほぼ)毎月読んだ本をブログに記録してみていた。トータルで68冊(雑誌、コミックスを除く)になる。今の忙しさであれば順当なペースといったところ。せっかくなのでこの1年の読書の中から改めてお勧めできる本を分野別にピックアップしてみる。なお、昨…

Kindleで割と広範囲に技術書がセール中

12日までらしいけど、普段セールになりにくい技術書も含めて広範囲に20%くらい割り引かれている模様。デッドライン作者: トムデマルコ出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2013/08/23メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見るすごく好きな本。読み…

2014年11月・12月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っていた……のだけれども、ついに11月は1冊しか読了しないという事態に陥ってしまった。というわけで11月分と12月分をあわせてまとめてみる。ちなみに11月に読了したのは「ケヴィン・ケリー著作選集 3」のみ・・・。 …

ラーニング・アニマルの道

書籍「How Google Works」を読んだ(良い本)。同書の中で、学習し続ける人のことを「ラーニング・アニマル」と読んでいて面白かった。自分が「ラーニング・アニマル」かどうかはわからないけれど、割と勉強は好きなほうなので、どうして自分がそうなったのか…

Kindleで翔泳社の技術書がセール

別にKindleセール専門ブログではないのだけど、またもや翔泳社さんの技術書がセールになっている(4割引くらい)。個人的に気になった本は以前に紹介しているページを参照いただくとして、今回は情報処理技術者試験関係をピックアップ。 Kindleで翔泳社の技術…

Kindleでアスキー書籍の技術書がセール

定点観測。目についたところで最大56%以上オフになっているもの。すでに一部が電子積読しているのでつらい。Google Androidプログラミング入門 改訂2版 (アスキー書籍)作者: 江川崇,神原健一,山田暁通,佐野徹郎,郷田まり子出版社/メーカー: KADOKAWA / アス…

Kindleで「How Google Works」「Code Complete(上)」がセール

例によって予測不能なAmazonのKindle書籍セール。気が付いたら標題書籍が安くなっていたのでメモ。How Google Works作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 201…

Kindleで翔泳社の技術書が各種半額

弱ったなぁ・・・ 以下気になったもの(未読もあり)エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計作者: Eric Evans出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2013/11/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版…

2014年10月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで10月に読み終わった本について。いろいろと忙しくてブログ記事にするのが大幅に遅れてしまった。10月は割と文芸書ばっかり読んでいる、というか技術書はいくつか読んでいるのだけれども、まっ…

書籍『「納品」をなくせばうまくいく』がセール中(10/24まで?)

つい先日に感想を書いた書籍『「納品」をなくせばうまくいく』がセール中(59%オフ)の模様。 書籍『「納品」をなくせばうまくいく』を読んだ - 勘と経験と読経 「納品」をなくせばうまくいく作者: 倉貫義人出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2014/07/18…

書籍『「納品」をなくせばうまくいく』を読んだ

遅ればせながら書籍『「納品」をなくせばうまくいく ソフトウェア業界の“常識"を変えるビジネスモデル』を読んだので考えた妄想について書く。Kindle版を割と前にセールで購入してたのだが、いろいろと他の本を読むのに忙しくて後回しになってしまった。電子…

2014年9月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで9月に読み終わった本について。先月、忙しさにかまけて本を読めなかったのが大ストレスだったので今月はわりと本を読んだ気がする。 文芸 11/22/63 上 11/22/63 下 久しぶりにスティーブン・キ…

共通フレーム2013のKindle版が発売された模様

ソフトウェア開発に関わる利害関係者に共通のモノサシとして作成されたガイドラインである「共通フレーム2013」のKindle版が発売された模様。わりと批判されるSIerという業態や、ウォーターフォール型開発の臭いがするので敬遠されがちだけれども、個人的に…

書籍「インパクトマッピング」を読んだ

出版されてから随分経つけれどと、書籍「インパクトマッピング」を読んだ。マインドマップの文脈で、上位の階層に利害関係者が登場するのが特徴の価値のツリー構造といった印象。面白いけれど使いどころは難しいと思った。 インパクトマップの概略 ひとこと…

2014年8月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで8月に読み終わった本について。先月に輪をかけて忙しくなってしまい、とにかく本を読めていない! 文芸 地球はグラスのふちを回る (新潮文庫) 開高健さんの著作は実はぜんぜん読んだ事がなくて…

2014年7月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで7月に読み終わった本について。いろいろと忙しくなってしまい、あまり読めていないし、ブログの更新も遅れがちである。 文芸 Another 2010年「このミステリーがすごい!」国内版3位だし、映像化…

2014年6月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで6月に読み終わった本について。今月もいろいろ読んだけど「メイカーズ」がとにかく面白かった。SF小説なんだけれども、リアルで、現実で、そしてワクワクする読書。これが無料で公開されている…

ドクトロウ「メイカーズ」

無料で公開されている電子書籍「メイカーズ(コリイ・ドクトロウ)」を読んだ感想。普通に書店で売れるくらいのクオリティとボリュームでびっくりした。そして、とても面白い。話題のメイカーズムーブメントの現在(そしてちょっと未来)に触れる良い小説だと…

KindleでCode Completeがセール中

「後輩に勧める10冊の本(SIer勤務で固めドメイン・受託開発やってるエンジニア向け) - 勘と経験と読経」でもお勧めしていたCode CompleteがAmazonのKindleでセール中の模様。44%オフというのはかなり大きい。Code Complete 第2版 上 完全なプログラミング…

2014年5月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで5月に読み終わった本について。2冊くらい、あとちょっとで読み終わりそうな本があるのだけれども来月に持ち越し。今月の一冊は「ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営…

2014年4月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで4月に読み終わった本について。いろいろと読みかけの面白い本はあるのだけれども、今月はどれも読了までは至らなかった。読み終わった本の中から今月の一冊をピックアップするなら、「Yコンビ…

割と広範囲にKindleで技術書がセールになってる

いつまでかはわからないのだけれども、わりと広範囲にKindle書籍がセール中になっている(26%くらい)。普段はセールになりにくい技術書類も対象になっているので、要チェックだと思う。ディシプリンド・アジャイル・デリバリー エンタープライズ・アジャイル…

シャドーワーカーからアグリゲーターへ。日本版「ワークシフト」

読書メモ。書籍「アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方」を読んだ。ある程度の規模の会社に所属していて、ソーシャルな世界のスピード感と会社内の耐え難い遅さの断絶に違和感を感じている人が読むといい本だと感じた。しかし、アグリゲー…

2014年3月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで3月に読み終わった本について。今月はついに「ドメイン駆動設計」を読み終わったのであった。半年以上かけてちょっとずつ読んでたのは、通勤電車で立って読めないから。この本についてはまた別…

「システム設計の謎を解く」のKindle版がセール中

以前に紹介したシステム設計に焦点をあてた本「システム設計の謎を解く」のKindle版が3/27までのセールとなっているようなので紹介。ちなみに私のプロジェクトチームのメンバーは結構な割合で買ったり、読んだりしてる。システム設計の謎を解く 強いSEになる…

自社GRAM、自分GRAMは必要なのか?(「無印良品は、仕組みが9割」の感想)

読書メモ。「無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい (ノンフィクション単行本)」を読んだ。「仕組み」というか徹底的なマニュアル化を行うことによって業務改革を行った無印良品の改革に関する本である。作ったマニュアルはMUJIGRAMと言うそう…

闘うプログラマー、機械との競争がKindleで月替わりセール

以前に紹介した「闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達」がKindleの月替わりセールになっている(43%OFF)ようだ。 闘うプログラマー - 勘と経験と読経 闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達作者: G パスカルザカ…

2014年2月に読んだ本

今年は読んだ本を毎月ブログに書こうと思っている。というわけで2月に読み終わった本について。技術書関係が少ないけれども、「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)」があと一歩で読み終わらないので次…

ディジタル作法と魔法使い見習い

カーニハン先生の「ディジタル作法 −カーニハン先生の「情報」教室−」を読んで考えた事について。本書は非技術者向けに書かれたコンピュータに関する本である。しかし、職業ソフトウェア技術者のどれほどが本書に書かれている事を理解しているのだろうか。魔…

コンテナの物語を読んで、SIerの行く末を想った

読書メモ。「コンテナ物語」はコンテナ輸送(コンテナリゼーション)が現代社会に与えたインパクトについて書かれた本だ。内容自体とても面白いのだが、読みながら別のことを考えていた。 本書はビルゲイツが2013年の本としてピックアップしている ビル・ゲ…

2014年1月に読んだ本

今年から毎月読み終わった本を記事にしてみようと思っている。というわけで2014年1月に読んだ本について。なお今月のオススメは「人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!」。人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功…

仕事のための12の基礎力がKindleでセール

わりと若いころに読んで強く影響を受けた本のひとつに「仕事のための12の基礎力 「キャリア」と「能力」の育て方」がある。絶版だったようなのだけど、Kindle版が発売されかつ今月末(といっても明日まで)まではセールになっている模様。仕事のための12の基礎…

なぜシステム開発は必ずモメるのか?

読書メモ。他人の不幸は蜜の味と言われるが、他人の失敗はノウハウの塊だと思っている。というわけで、ソフトウェア開発の失敗の極みである「IT紛争」に関する本「なぜシステム開発は必ずモメるのか?」を読んだ感想。この本も、ノウハウの塊になっていると…

テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発

読書メモ。「テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発」を読んだ(Jolt Awards 2012にも選ばれた本ということで遅ればせながら)。タイトルの通り、テストそのものというより、テストの視点からグーグルのソフトウェア開発全体が語られており興味深…

闘うプログラマー

個人的には大好きな本『闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達』がKindle化されたようだ。そういえば現在は手元に無いので、購入して再読しようかな・・・ 本ブログでの言及 IT業界に生きるマネージャに勧める100冊みたいなもの - 勘と経…

IT系技術書の直販電子書籍版に関するメモ

メモ。Kindle非対応の電子書籍は各社のECサイトをチェックしないと存在有無もわからない(なんとかならないものか)。読みたいと思っている本の出版状況を確認してみた。リアル書籍は発売日前から予約できるのだけれども、電子書籍は事前情報が出ないのでつら…

リーダーシップが滅ぶ時代

読書メモ。どうしてこの本を読もうと思ったのかがすっかり思い出せないのだけれども、未読リストに入っていたので読んだ。着眼点は面白いのだけれども、読書体験としては微妙な感じ。とはいえ、いろいろ考えさせられるポイントは多い。ハーバード大学特別講…

ITエンジニアのためのビジネスアナリシスを読んだ

読書メモ。「ITエンジニアのためのビジネスアナリシス―ビジネスルールからのソリューション構築」を読み終わった。あえて誤解を恐れずにシンプルに表現すると、ソフトウェア開発の「企画」とか「超上流」と呼ばれるような領域について取り扱った本である。い…

ソフトウェアエンジニア向けの小説仕立てのビジネス書3冊

気がついたらトム・デマルコの「デッドライン」のKindle版が発売されていた。この本が素晴らしいのは、内容が小説仕立てになっているという点である(もちろん内容も素晴らしい)。本書を始めとして、私が重要だと考える小説仕立てのビジネス書を三冊紹介し…

読書ノートのこと

継続学習力というエントリで技術書やビジネス書などに関する読書について書いたのだけれども、自分は単に読むだけではなく読書ノートをつけている。というわけで、読書ノートに関するメモ。 読書で得た知識をスキル化する、100倍の効果を生み出す読書ノート…

リアルプロジェクトの進め方としての「Team Geek」

読書メモ。「Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」を読んだ。リアルプロジェクトの進め方として興味深い本である。Googleにおける仕事の仕方がかいま見える点も面白いんだけれども、書いた人が「オープンソースソフトウェアの育て方…

最近のKindle読書

以前のエントリで「Kindle専用端末は買わない」と言っていたのだけれども、Kindle読書比率が予想外に高まってきたのでKindle Paperwhiteを購入してしまったのであった。というわけで最近Kindleで読んでいる本について。Kindle Paperwhiteは便利。 過去のKind…

「オープンソースソフトウェアの育て方」を開発マネジメントの本として読む

書籍「オープンソースソフトウェアの育て方」を読んだ。バージョン管理システムSubversionの開発者であるKarl Fogelがオープンソースソフトウェア開発プロジェクトの運営方法を解説する書籍である。本書を「ふつうのソフトウェア開発プロジェクトのマネジメ…

おっさん脳のデバッグ(「ファスト&スロー」を読んだ話)

文書のタイトルだと何の本なのか分かり難いのだけれども、人間の脳の意思決定について書かれた本「ファスト&スロー」を読み終えたのでそのメモなどを。いろいろな読み方があるのだと思うけれども、自分にとってはオッサン化した自分の頭脳をデバッグするよ…

いまさら「モチベーション3.0」を読んだ

読書メモ。いまさらなのだけれどもダニエル・ピンクの「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか」を読んだ。きっかけは先日ブログでも取り上げたソフトウェア開発マネージャの選書リストである。これを書いていて、未読であることに気づい…

「Plan B」を読んだら「アジャイルな計画づくり」だった

当初計画に固執せず、状況に応じた迅速な計画変更を行うことについて書かれたビジネス書「PlanB―不確実な世界で生きのびるための11の法則」を読んで考えた事。ソフトウェア開発における計画というものについて。PlanB―不確実な世界で生きのびるための11の法…

「システム設計の謎を解く」の感想

書籍モニターキャンペーンに当選してプレゼントいただいた書籍「システム設計の謎を解く 強いSEになるための、機能設計/入出力設計の極意」を読了したのでその感想など。自分にとっては恐ろしいほどに有用な本だった。ただひたすらにソフトウェア開発の基本…

「システム設計の謎を解く」を読みながら設計について考える

書籍モニターキャンペーンに当選したので、今月末に発売予定の書籍「システム設計の謎を解く」を読み始めた。まだ全部は読み終わっていないのだけれども、設計に関して考えた事について。システム設計の謎を解く 強いSEになるための、機能設計/入出力設計の…

IT業界に生きるマネージャに勧める100冊みたいなもの

よしおかさんのブログで技術者向けの100冊のようなものが、カーリルさんのリンク付きで公開されていて素敵だと思った。同じようなノリでIT業界に生きるマネージャに勧める100冊みたいなもののリストを作ってみた。元ネタは以前にも紹介したFog Creekのマネジ…

Kindleストアで買った本を子供に遺せるか/「宇宙島へ行く少年」

調べたことの覚え書き。数年前から読みたいと考えていた絶版のアーサー・C・クラークの少年少女向け小説「宇宙島へ行く少年」があっさりとKindle対応して感動した。しかし、この感動は自分の子供に継ぐことはできないようだ。 「宇宙島へ行く少年」 どうして…