勘と経験と読経

略すとKKD。ソフトウェア開発やITプロジェクトマネジメントに関するあれこれ。

Test

設計レビューは間違いだらけか?

書籍「間違いだらけの設計レビュー」を読んだ感想と、その後に調べたり整理したことについてのメモ。設計レビューは間違いだらけではないと思うけれども、非効率な作業になっていることが多い。専任レビューアー、専任レビューイーという役割は基本的にない…

JSTQBシラバスを情報共有の道具に使えないか考えた

某MLで「チームメンバーにテストの勉強をしてもらうにはISTQBのシラバスがいい」という話を聞いた。ISTQBはソフトウェア・テストに関する国際的な資格認定団体のことである。もちろん英語なのだけれども、日本ではJSTQBという団体が翻訳や日本語情報を発信し…

画面単位の単体テストが云々

「単体テスト(画面単位のテスト)がクソらしいので思ったことを書いてみる - うさぎ組」という記事を読んで考えたこと。割と雑に書く。画面単位の単体テストに関する個人的な考えたかたの整理的なもの。 画面単位の単体テストの是非 まず用語の定義から。「…

テストでExcelにエビデンス貼り付け云々

激しく周回遅れだけれども、「SIerの闇・Excelにエビデンス貼付け - Togetterまとめ」という話を読んで考えた事。あまり整理せずに書く。 photo by Remko van Dokkum ソフトウェアのテスト結果でスクリーンショットをエビデンスとして作成することについて …

「State of Testing 2013 テストの現状調査」を読んだ

本当に単なるメモ。有志によって日本語に翻訳された「State of Testing 2013 テストの現状調査」を読んだ感想など。中身も興味深いのだけど、序文がいかしてる。 State of Testing 2013 - Now in Japanese | QA Intelligence - a QABlog テストの世界の姿を…

テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発

読書メモ。「テストから見えてくるグーグルのソフトウェア開発」を読んだ(Jolt Awards 2012にも選ばれた本ということで遅ればせながら)。タイトルの通り、テストそのものというより、テストの視点からグーグルのソフトウェア開発全体が語られており興味深…

単体テストのレビューについて

xUnitなどのテストフレームワークを利用した、テストコードによるテスト(自動テスト)がソフトウェア開発プロジェクトでは一般化しつつある。xUnit導入以前は「テスト仕様書」なるものをまず書いて、レビューをした後に、エンジニアがテスト仕様書を見ながら(…